参考書分析

参考書詳細

1 対 1 対応の演習/数学III 曲線・複素数編 (大学への数学 1 対 1 シリーズ)

データ

  • No.:02128
  • 科目:数学
  • タイプ:問題集
  • レベル:● 80-96
  • 目安時間:36 項目×45 分
  • 1週突破時間:30h
  • 最低周回数:

こんな生徒におすすめ

早慶以上のハイレベル校を目指す全理系生徒

特徴

ハイレベル校受験において必ず解いておくべき問題を豊富に揃えている。早慶や旧帝大などを目標とする場合のゴールとしても、東大や京大を目標とする場合の通過点としても、最適なレベルである。要点を押さえた短すぎず長すぎない解答を掲載しており、記述式問題の対策も可能だ。『チャート』シリーズなどと比べると問題数はやや少ないが、内容はかなり濃い。シンプルで論理的な解答が特徴的だが、シンプルが故に論理のつながりを読み込んで解答を精読するのはやや難しい。自力で本書の解答を読んできちんと理解するのが難しければ、解答解説にしっかり紙面を割いているほかの問題集を使う方が望ましい場合もあるので注意したい。

使い方と注意点

まずは問題だけを見て「例題」を解く。解き終えたら解法のポイントや解答を確認する。このとき正誤に関わらず、自分の思考やプロセスが正しいものだったか、しっかり読み込んで理解すること。その後ページ下部の「演習問題」に取り掛かる。入試本番のつもりできちんと自分の解答を作成し、本書の模範解答と比べてみて、自分の解答がきちんと要点を捉えているかどうかをチェックする。本書の解答解説は計算の細かい途中過程などを省略しているので、自力で解けなかった場合には解答を眺めるだけで満足するのではなく、解答通りの計算が自分の手で実行できるかどうかをきちんと確かめるなどして行間を読み取ることが重要である。

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